第3回将棋ウォーズ友達対局振り返り

どうも、mahuyuchanです。今回は、将棋ウォーズの友達対局振り返り第3回です。この将棋は序盤の構想が悪く、そこからはいいところなしで負けてしまった対局になります。

目次

棋譜

棋譜はこちらから

解説

18手目 7六飛

戦型は相横歩取りになりました。

この戦型は、定跡では先手有利とされていますが、実戦では滅多に現れないことから、経験を持っている側が実際は有利になりやすいと思っています。

横歩取り4五角戦法も同じような位置付けになるのではないでしょうか。

24手目 8二歩

定跡は8二角だったため、ここで8二に歩を打たれて手が止まってしまいました。

定跡手順でないということは、何か咎める手段があるのではないかと考えたのですが、簡単にこちらが良くなる変化を見つけることはできませんでした。

ソフトの解析でも、明快な手順はなかったので、ここに手堅く歩を使う指し方もあるのだと学びました。

終盤に8八歩と打たれなくなっていることを主張に、ゆっくり指していく方針を取っても良かったかもしれません。

25手目 8三歩

実戦では8三歩としました。

同歩は角が成れるので、7二金と自然に応手されました。

31手目 7一飛

8二の地点で清算して、王手で飛車を打ち込んだ局面です。

後手陣は一瞬危ない形なので、攻めるならここと思いましたが、持ち駒は銀と歩だけなので、有効な攻めをこの後に続けていくのは難しかったようです。

自重して、3八金や5八玉でゆっくり戦った方が勝りました。

33手目 4一飛成

飛車の王手に6二玉と逃げられた局面でしたが、ここでは7四飛成の方が良かったのではというのが局後の検討でした。

角銀交換の上、龍の働きもそれほど良くないので選べなかったですが、7三歩、8四龍、8三歩として歩をたくさん使わせることができれば、そんなに悪くなかったのかもしれません。

41手目 8八飛

歩をうまく使って8筋に拠点を作ったのが図の局面ですが、ここでは露骨に8三銀と打つ方が良かったようです。

実戦でも真っ先に8三銀は考えましたが、7三金とかわされた後の応手が分かりませんでした。

ソフトは、7三金には8二飛と打つ筋を推奨していましたが、8筋の渋滞した形を解消する方法があまり思いつかないのが実際です。

42手目 6五角

8八飛にはこの角打ちがぴったりで、ここで勝負はほぼ決まってしまったと思います。

8三歩成には8七歩が厳しく、同金なら7九飛、同飛なら同角成という形で、こちらは8三に歩を成れなくなってしまいました。

以下、手数は伸びましたが、終始いいところはなく負かされた感じでした。

まとめ

序盤で定跡から外れてからの指し回しが良くなかったです。

分からない局面では、雰囲気で指すのではなく、時間を使ってできるだけ良い手を探すことを訓練しないとダメだなと思いました。

対局してくださった方、ありがとうございました。

 409 total views,  1 views today

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です