どうも、mahuyuchanです。
東大入試の合格発表が3月10日の12時に行われたので、そのデータを見ながら、今年度の東大入試を簡単に分析したいと思います。
そして、気になるたわしさんの合否も分かり次第お伝えします。
目次
共通テスト振り返り
今年度は共通テストが大幅に難化傾向にあり、特に数学と理科で苦戦した学生が多かったと思われます。
東大が発表している上記の資料によると、今年の足切りを突破した受験生の共通テストの平均点は約8割で、例年と比べると1割程度は点数が低くなっていることが分かります。
東大は共通テストの900点を110点に圧縮するので、1割に値する90点分の成績は、換算点だと11点の差になります。
東大入試は二次試験勝負とは言いますが、今回の共通テストでは大きく失点した受験生も少なくなかったと思われ、そのような受験生は、例年のように得点できた受験生にかなり遅れる形になったのではないでしょうか。
共通テストに関しては、思考力を問いたいという目的があるにもかかわらず、文章量があまりにも多いため、肝心の思考する時間が取れなくなっていたのではないかという批評があります。
合格最低点分析
それでは次に、科類別の合格最低点を見ていきます。
文科一類
文一の合格最低点は302点でした(小数点以下略)。
昨年の合格最低点が335点だったので、33点低くなったことが分かります。
今年の合格者の共通テストの平均点が8割で、昨年の合格者の平均点が9割と仮定すると、共通テスト部分で11点の差がつくので、二次試験では22点分の差が開いたことになります。
今年の東大入試では、英数国の全てが難化したと言われているので、その影響が大きく現れた結果と言えるのではないでしょうか。
ちなみに昨年の合格最低点もここ数年では低かった方で、これまでは、文一に合格するには350点以上の点数が必要という認識が普通でした。
共通テストの難化傾向がこのまま続くのであれば、その分、東大の合格最低点は今までよりも低い水準が続くかもしれません。
文科二類
文二の合格最低点は306点でした(小数点以下略)。
文一同様に、ここ数年では飛び抜けて低い数字となっています。
ちなみに去年の最低点は338点だったので、32点低い合格最低点になっていることが分かります。
以前は文一が文系の中では一番難しく、文二がその次であるという意見もありましたが、最近はそう言った考え方はあまり当てはまらず、今年の合格最低点は文二の方が高かったです。
もっとも、採点基準が科類によって異なるという噂は私が受験生だった頃からずっとあるので、単純に点数を比較することはできない可能性は残っています。
文一と比べると文二の合格最低点は4点高かったです。
たかが4点ですが、この小さな数字のために合格できなかった受験生は決して少なくはないと思われます。
文科三類
文三の合格最低点は305点でした(小数点以下略)。
最低点だけでは難易度を測ることはできないのは文二のところで書いたことと同じですが、それでも文三の合格最低点が文一の点数を上回るのは珍しいことのように思います。
去年の合格最低点は337点だったので、今年は32点それよりも低くなったことが分かります。
ここまでをまとめると、文系全体として、約30点ほど合格最低点が下がった傾向にあるようです。
社会は難化傾向にはないという意見を見たので、特に難化したと言われる数学で、10点ほど最低点が引き下げられたのではないかと予想します。
理科一類
理一の合格最低点は303点でした(小数点以下略)。
昨年の合格最低点が333点だったので、こちらも30点の減少があったことが分かります。
理一の合格最低点は年によってバラバラですが、直近でここまで点数が低かったのは2014年の307点で、それをさらに下回る点数となったのが今年でした。
英語は文系と共通問題なので、そこで点数が下がったことが予想されますし、理系数学も難化傾向だったため、そこでも得点が伸びなかったと思われます。
理系は基本的にそれほど国語への依存度が高くないので、点数の低下の大きな要因は英語と数学だと考えられます。
理科二類
理二の合格最低点は287点でした(小数点以下略)。
合格最低点が300点を下回るというのはこれまでにあったのか分からないほど珍しいことで、実際に、去年の最低点からは27点下がっています。
共通テストの合格者平均点は理系の方が文系よりも少し高いと思われるので、その分、昨年からの合格者最低点の減少幅も小さかった可能性が考えられます。
基本的には、理一よりも理二の方が合格最低点は低いので、単純に点数だけを見て合格を狙うのであれば、理二が良いのかもしれません。
理科三類
理二の合格最低点は347点でした(小数点以下略)。
他の科類の合格者最低点を大きく上回っており、やはり理三は別格だと分かりますが、昨年との比較では、29点低くなるという結果でした。
理三の受験生にも影響が及ぶほどの難化だったと考えると、理一や理二の受験生は、解答中は生きた心地がしなかったのではないかと思います。
共通テストおよび二次試験の難化は、理三にも等しく影響を与えた可能性があります。
たわしさんの合否は?
このブログでも取り上げていた東大受験芸人のたわしさんですが、その合否は、3月10日20時からアベマテレビで発表されることになっています。
合格者にはレタックスという郵便物が届くことになっているので、もしたわしさんがスタジオ入りする前にそれを受け取っていれば、合格を把握した状態で番組に出演することになります。
逆に、スタジオ入りまでにレタックスを受け取っていなかったとしても、配達が遅れる可能性もあるので、不合格が確定するわけではないです。
もし自分がたわしさんの立場だったら、合否が気になって、生放送前に合格発表webページにアクセスしてしまいそうですが、そのあたりは、テレビ業界経験者であるたわしさんは我慢できていると信じています。
合否が判明し次第、このブログにも結果を追記します。
合格最低点があまりにも低かったことを見て、自分の中のたわしさんの合格確率は残念ながら下がってしまいましたが、それを跳ねのける結果になることを期待します。
追記
先ほど放送されたドラゴン堀江で、たわしさんの不合格が発表されました。
合格最低点とどのくらい差があったかは、本人のYouTubeでいずれ公開されるはずので、しばらく待ちたいと思います。
追記
5回目の東大受験をするのであれば気をつけないといけないことを書きました。
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One thought to “2022年東大入試の合格最低点を分析!そしてたわしさんの合否は?”