どうも、mahuyuchanです。将棋の勉強法を見直したので、今回はその内容を紹介したいと思います。2級程度から採用できる学習法だと思いますので、もし興味がありましたら試してみてください。
目次
勉強を見直したきっかけ
これまでに将棋の本をたくさん買って、それなりに勉強して、なんとか将棋ウォーズ二段、将棋クエスト四段、指導対局での認定四段までは到達しましたが、そこからまるっきり棋力が伸びないことに悩んでいました。
将棋ウォーズ初段くらいの頃は、序盤の知識が不足していたために、そこで差をつけられて負けることが多かったですが、現在はそれはほとんどなくなり、いわゆる奇襲戦法のようなものを食らったとしても、その場で考えてうまく対応できるようにもなりました。
序盤知識の習得には、自分の得意戦法を磨くことと、プロの棋譜を定期的に調べて、駒組みを覚えることが重要だと思います。
序盤はしっかり指せているのにも関わらず、その後に差がついて負けるということは、中盤の構想が悪いか、終盤の寄せが悪いかのどちらかもしくは両方が当てはまると判断しました。
終盤に関しては、これまでにもたくさん勉強していましたが、まだ足りていないと考えて、また1からやり直すことにしました。
現在の主な勉強法
現在の主な勉強法は
- 棋譜並べ
- 詰将棋
- 手筋
の3つです。
特に変わったことをやっているわけではないですが、一応それぞれの内容について紹介します。
棋譜並べ
棋譜並べには、米長邦雄名局集を使っています。
米長先生の厚みを重視する将棋を身につけたいと思っていて、随分前からちょくちょく並べていたものです。
全体の3分の2くらいは並べ終えていましたが、また最初のページから並べ直すことにしました。
棋力が上がった段階で読むと、以前とは異なる発見があってさらに勉強になることもあると思います。
ここ数日で30局ほど並べた感想は、厚みを重視する将棋もあるものの、基本的には奇抜な構想で抜け出している将棋が多いというものです。
収録して映えるような棋譜を選んでいるので仕方のないことですが、このような棋譜だと、自分レベルにはあまり勉強にならないような気がしています。
一方で、矢倉のようなしっかり組み合う将棋では、ねじり合いの攻防が見られて、非常に参考になります。
ということで、米長邦雄名局集は一旦置いておいて、矢倉名局集に浮気しようかとも考えているところです。
角換わり名局集を並べた後は、かなり角換わりの知識が付いて、実戦でも役立つことが多かったので、矢倉名局集にも期待してしまいます。
ただまあ、あまりにたくさんの本に手を出すのも良くないと思いますので、とりあえずは米長邦雄名局集は1周しようと思っています。
詰将棋
詰将棋はどのくらいの手数のものをやったら良いのか分からずにいましたが、先日、三段を目指すには5手詰と7手詰で十分という記事を見たので、それを信じることにしました。
しかしながら、ただ闇雲に解けば良いのではなく、その記事では、速度を意識するように書かれていました。
確かに、持ち時間の長いプロの将棋で勝つための勉強ならば、長手数の詰将棋が有効になりますが、我々がやっている10分の将棋では、読める範囲も限られてきます。
ということは、短くしか読めなかったとしても、その範囲の正確性を高めつつ、読みの速度を上げて持ち時間に対応することが必要なのだと思いました。
そういうわけで今は、詰将棋は5手詰ハンドブックと7手詰ハンドブックに絞ることにしました。
それぞれもう何度やったか分からないくらい解いてますが、さらにスピードアップを意識してやっていきたいと思っています。
手筋
手筋の本もこれまでにたくさん読んで勉強してきました。
一応、序盤から終盤まで、一通りの手筋は身についていると思ったので、今回の勉強では、特に終盤のみを復習して洗い直すことにしました。
使うのはもちろん寄せの手筋200です。
この本も何度勉強したか分かりませんが、まだ即答できない問題が何問かあるので、全ての問題を見た瞬間に理解できるレベルになるまでは学習を続けようと思います。
最近は時間がなくなって終盤にミスが出る将棋が何局かあったので、この勉強でそういったミスを減らしていければと思います。
まとめ
現在は、上記のような勉強法を取り入れています。
実戦はあまりにもひどい対局が続いたため、アプリを消してしばらくは封印することにしました。
勉強を終えて実力が伸びたと思われる頃に実戦を再開して、そこから順調に達成率やレーティングが伸びてくれると嬉しいのですが、果たしてそううまく行くのでしょうか。
とりあえずは、将棋ウォーズは三段にはなっておきたいと思っているので、今できることをしっかりやって頑張ります。
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