どうも、mahuyuchanです。
今回は、胸のトレーニングが一番うまいと個人的に思っているリープリーストについて紹介します。
プロフィール紹介とともに、YouTubeにアップされている動画の解説をしていきます。
目次
リープリーストとは?
背景
- 出身国 オーストラリア
- 誕生日 1972年7月6日
- 身長 162.5cm
- コンテスト体重 89kg〜93kg
リープリーストは、オーストラリアに所属するプロボディビルダーです。
若い頃から才能に恵まれていた選手で、若干19歳でミスターオーストラリアを制しましたが、年齢の問題でその時はプロカードを取得することができませんでした。
その後、Niagara Falls Championships(ナイアガラの滝選手権?)でプロカードをゲットして、20歳でプロになることができ、その後、ミスターオリンピアを含む数多くのコンテストに出場し、いずれも好成績を残してきました。
特徴
リープリーストの特徴は、小柄な体格にこれでもかと筋肉が搭載されている点です。
特に、上腕の太さに関しては、ボディビルの歴史の中でももっとも優れたものの一つとして数えられるくらいです。
海外の動画を見ていると、よく、フリーキーな選手の一人として紹介されますが、個人的には、筋量は多くともバランスの取れた体つきをしているため、そこまでモンスターという感じはしないと思っています。
そのトレーニング内容は、動画を見る限りでは、基本に忠実な丁寧なフォームでじっくりと効かせる感じで、多くのボディビルダーが参考にすべきものです。
リープリーストは若い頃から才能に恵まれていて、それについてはジェイカトラーも驚いたという旨の発言をしています。
今の時代に活躍していたならば、ショーンレイとともに212ディビジョンで争っていたのではないでしょうか。
リープリーストの胸トレーニング解説
ケーブルクロスオーバー
トレーニングはケーブルクロスオーバーのアップから始まります。
アップの考え方は人によって様々で、有酸素系マシンで軽く体を温めることをアップとしたり、リープリーストのようにアップ用の種目を配置したり、1種目目の重量を軽くしてアップとしたりするようなやり方があります。
自分は胸のトレーニングだったら、ベンチプレスをバーだけで3セットほど行う動作をアップとしています。
プロは扱う重量がもの凄いので、怪我に関しては我々アマチュアよりも深刻に考えていると思われます。
インクラインベンチプレス
2種目目はインクラインベンチプレス です。
動画から分かるのは、身長が低いこともありますが、比較的狭めのグリップを採用していることです。
ナローグリップを採用すると、ワイド気味のベンチプレスと比べて、三頭や肩の関与が増えると言われていますが、個人的には、自分に合った手幅で動作すれば、胸にも入りやすいと思っています。
また、ワイドグリップよりも、トップポジションでの大胸筋の収縮を感じやすいです。
画像でも、大胸筋の中央部がしっかりと盛り上がっている様子が分かります。
動画内では、重量は140kgまで上げて行っています。
プロ選手の中では、それほど重くない重量でトレーニングしていることからも、フォームや効いている感覚を重視しているのではないかと推察できます。
動作全体を通じて、一定のテンポを保っているのも、上手にトレーニングするコツの一つのように感じます。
ダンベルフライ
ダンベルフライでは、かなり下の方までダンベルを下ろして、ストレッチを重視していることが分かります。
ダンベルフライは、プロの動画を見ていてると二通りのやり方があって、1つはこの動画のように深くダンベルを下ろすやり方で、もう1つは、重量を扱う代わりに、それほど下まではダンベルを下げないやり方です。
どちらが合っているかは、トレーニングを続ける中で見つけていくしかないですが、初心者のうちは、重量をそれほど扱わずに、ストレッチを重視した方が効果が高いような気がします。
重量にこだわると、ほとんど可動域のないようなフォームになりかねません。
リープリーストのダンベルフライでは、トップポジションでしっかりと大胸筋が収縮している様子が映っていて、そこは非常に参考になるポイントです。
ベンチプレスが向いているタイプと、フライ系種目が向いているタイプがあるので、自分がどちらに属すかによって、種目の配置や量を変えていけると良いです。
ベンチプレス
この動画の中で自分が一番参考にしているのがベンチプレスの部分です。
ベンチプレスのトップポジションで大胸筋を完全収縮させるのはなかなか難しいのですが、この動画では、しっかりと力が入っている様子が映されています。
もちろん、筋量があるので、その分収縮が分かりやすのもありますが、ナローで握ったり、それほどアーチを組まないで行っていたりする点も、大胸筋の収縮に寄与しているのではないかと思います。
自分のベンチプレスは、基本的にはこのリープリーストのベンチプレスを真似する形で行っています。
重量は動画内では140kgまで上げているようです。
これくらい大胸筋の中央部を意識できるようになりたいです。
ディップス
最後の種目はディップスです。
自分もディップスは行っていますが、三頭の種目として扱っています。
大胸筋に効かせるには、上半身の角度が非常に重要なのですが、いまだそのフォームが身についておらず、腕ばかり疲れてしまうので、胸の日には行っていません。
この動画では、ストレッチポジションでは大胸筋がしっかりと引き伸ばされ、トップポジションでは、ギュッと収縮している様子が伝わってきます。
それほどフォームに神経質になっている様子はないので、自然と効かせられるあたりはやはり才能なのかもしれません。
ディップスは大胸筋全体の筋量を増すのに非常に重要な種目なので、できれば習得した方が良いです。
一連の動画はこちら
まとめ
今回は、リープリーストの胸トレーニングを解説しました。
プロボディビルダーの動画は、参考になるものとそうでないものの差が激しいですが、この動画は非常に丁寧にトレーニングしている様子が映されているので、アマチュアにも参考になる部分が多いです。
ぜひ埋め込み動画もご覧いただければと思います。
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