2021年ミスターオリンピアを徹底分析!基礎知識から有力選手紹介まで

どうも、mahuyuchanです。
今回は、国内大会ではなく、世界最大のボディビルコンテストであるミスターオリンピアの分析記事です。
開催日等の基礎知識に加えて、昨年度の入賞選手紹介も行っていきます。

ミスターオリンピアとは?

まず初めに、ミスターオリンピアとはどのようなコンテストなのかについて紹介します。

ミスターオリンピアは、50年以上の歴史を持つ、世界一のボディビルダーを決定するコンテストです。

ボディビルの世界はIFBB(国際ボディビル&フィットネス連盟)が中心となって構成されています。

IFBBが主催するプロコンテストというものが年間を通して世界各地で行われ、それらの大会での優勝者や、順位ごとに割り振られるポイントを集めた選手が、世界一を決めるコンテストであるミスターオリンピアの出場権を得られるという仕組みです。

一般的に、ミスターオリンピアと言った場合は、プロカードを取得している選手によるプロコンテストのことを指しますが、オリンピアアマチュアという大会も開かれているので、ご承知おきください。

プロとアマチュアの違いは、前述の通り、プロカードを所有しているかどうかです。

プロカードは、これまた世界各地で行われる、プロカード取得を認めるコンテストで規定の成績を残すことでゲットすることができます。

最近では、日本人選手がフィジーク競技で活躍して、プロカードを獲得していますね。

プロカードを取得するのがまず大変で、さらには、その後もコンスタントにコンテストに出場して、オリンピアのクオリファイをゲットしないといけないので、なかなか茨の道と言えます。
プロカードを取得した後は、スポンサー収入や、プロを名乗ることでのコンテスト以外からの副収入を主な生活源とする選手も多いように思います。

開催日程は?

今年のオリンピアの開催日程は10月7日から10月10日となっています。

上述のミスターオリンピア以外にも、様々なコンテストが開催されるため、全体で複数日にまたがる日程となっています。

競技カテゴリは以下のようになります。

男性コンテスト

  • ミスターオリンピア(男子ボディビル)
  • 212オリンピア(体重制限ボディビル)
  • クラシックフィジーク
  • メンズフィジーク
  • 車椅子オリンピア(男性?)

ミスターオリンピアや212オリンピアはボディビルコンテストであり、観客は人間離れした肉体を見ることを楽しみます。
一方で、クラシックフィジークやメンズフィジークでは、均整の取れたバランスの良い体つきが目を引きます。

女性コンテスト

  • ミズオリンピア(女子ボディビル)
  • フィギュア
  • フィットネス
  • 女子フィジーク
  • ビキニ
  • ウェルネス

女子ボディビルは、不人気で観客が入らなかったことから一時期中止されていましたが、昨年のコンテストから再開されました。
ビキニコンテストは一番人気のカテゴリです。
ウェルネスのカテゴリは今年から親切ですが、海外記事によると、上半身よりも下半身の発達を重視するカテゴリのようです。

優勝賞金は?

ミスターオリンピアは世界最高のコンテストということで、その他のプロコンテストよりも優勝賞金が高くなっています。

賞金の総額は年々上昇していて、1位の賞金のここ20年の推移は以下のようになります。

  • 2020年 40万ドル
  • 2019年 40万ドル
  • 2018年 40万ドル
  • 2017年 40万ドル
  • 2016年 40万ドル
  • 2015年 40万ドル
  • 2014年 27万5千ドル
  • 2013年 25万ドル
  • 2012年 25万ドル
  • 2011年 20万ドル
  • 2010年 20万ドル
  • 2009年 20万ドル
  • 2008年 15万5千ドル
  • 2007年 15万5千ドル
  • 2006年 15万5千ドル
  • 2005年 15万ドル
  • 2004年 12万ドル
  • 2003年 11万ドル
  • 2002年 11万ドル
  • 2001年 11万ドル

命をかけて体を作ってこの金額?と思われる方も多いかもしれませんが、オリンピアに出るようなトッププロは、スポンサー収入で相当稼いでいるので、賞金目当てではコンテストに出場していないと思います。

他のスポーツと比べると優勝賞金が低く見えてしまうのは、まだまだボディビルのファンの数が少ないことに由来しているのではないでしょうか?

過去のチャンピオン

続いて、過去のチャンピオンについて、何人か抜粋しながら紹介したいと思います。

これまでのチャンピオン一覧は以下のようになっています。

特に有名なアーノルドシュワルツネッガー、ロニーコールマン、フィルヒースについて紹介します。

アーノルドシュワルツネッガー

https://www.muscleandfitness.com/athletes-celebrities/9-things-you-didnt-know-about-arnold-schwarzenegger/

一般の人には、映画俳優や州知事としての認知度が高いと思いますが、アーノルドシュワルツネッガーは元々はボディビル出身です。

ミスターオリンピアでは、歴代2位となる7回優勝の記録を持っています。

均整が取れていて、尚且つ当時としては規格外のサイズを持っていたことで、向かうところ敵なしでした。

オーク(樫の木の意味)のニックネームを持っています。

ロニーコールマン

https://twitter.com/ilbkulturystyka/status/607163514789236736?lang=ar

史上最高のボディビルダーと言っても過言ではないです。

人間離れした筋肉量は、他の追随を許さず、1位タイのミスターオリンピア8連覇という偉業を成し遂げています。

キングと呼ばれることがあります。

フィルヒース

https://twitter.com/mustang58hts191/status/602076763267575809?lang=ur

フィルヒースは、丸々とした筋肉を持っているために、体全体の立体感とメリハリが強みとなっている選手です。

歴代2位タイの7回優勝という記録を残していて、その才能から「ザ・ギフト」と呼ばれています。

ミスターオリンピア優勝選手一人一人にエピソードがありますが、全てを紹介するのはとてもこの記事だけでは無理なので、今回は3名で割愛します。

昨年度入賞選手紹介

最後に、昨年度の入賞選手について紹介していきます。

1位 マムドゥエルスバイアイ(ビッグラミー)

https://www.muscleandfitness.com/flexonline/ifbb/big-ramy-wins-the-2020-olympia/

ビッグラミーは、ロニーコールマンを上回る筋量の持ち主で、フィルヒースの次のミスターオリンピアだと言われ続けていましたが、なかなかタイトルを獲得するまでには至っていませんでした。

その一番の要因は、コンディションの波が大きすぎることではないかと個人的には思います。

近年は、2000年代と比べて、全体的に選手の仕上がりが甘い印象を受けることが多くなってきましたが、その中でも、ビッグラミーの仕上がりは明らかにコンテスト当日を外していることが多かったです。

昨年はその流れを断ち切って、見事なコンディションを持ってきての優勝でした。

今年のコンテストでも、昨年の経験を生かして調整を進められれば、チャンピオンの座を防衛することも可能ではないかと思います。

2位 ブランドンカリー

https://www.facebook.com/1491602974405018/posts/brandon-curry-in-the-mr-olympia-2020/2947571745474793/

2019年大会のチャンピオンでしたが、昨年はビッグラミーに完敗した感じでした。

ブランドンの特徴は、細いウエストと、そこから上半身へ広がっていく筋肉量ですが、上半身の発達に比べて下半身がやや追い付いていない点は弱点として挙げられています。

2010年頃は、山岸選手よりも順位が下であったように記憶しているので、長い間ボディビルを続けて力をつけてきた選手と言えるかもしれません。

ビッグラミーがコンディションを外せば、チャンピオンへの返り咲きもあるかもしれません。

3位 フィルヒース

https://www.muscleandfitness.com/flexonline/ifbb/phil-heath-mens-open-bodybuilding-2020-olympia/

7連覇ののちにショーンローデンに敗れたフィルヒースは、翌2019年のコンテストには出場しませんでしたが、2020年には「やり終えていないビジネスを成し遂げる」と言って、王座奪取に意欲を見せていました。

フィルヒースがショーンローデンに敗れた理由として、薬物の副作用による腹部肥大(bubble gut)があり、2020年大会でそれを克服できているかどうかがポイントとなりましたが、私の所見では、それほど改善できていなかったというのが正直な印象です。

ジャッジスコアでは4位のハディチョーパンに逆転されているシーンもあり、政治的な要素がなければもう少し順位は低かったかもしれません。

今年も出場するのかどうかは定かではないですが、腹部をなんとかしないことには、今の審査基準の中ではなかなか勝つことは大変と思います。

4位 ハディチョーパン

https://www.facebook.com/Lali-GYM-280933818705097/photos/pcb.2113714438760350/2113713938760400/

ハディチョーパンは、2019年のオリンピア初出場で3位にランクインした新星です。

元々は212カテゴリで活躍していた選手ですが、現在は、オープンクラスでも十分に渡り合える筋量を持つ選手となっています。

ハディチョーパンの特徴としては、筋量と共に抜群の仕上がりを持っている点が挙げられます。

絞りにあまり重点が置かれなくなりつつあるのが最近のコンテストなので、やや逆風といった感じはありますが、見ている側としては、やはり厳しいコンディションを作ってきている選手を応援したくはなります。

今年もベスト3入りを目指してコンテストに臨んでくると思います。

5位 ウィリアムボナック

https://www.muscleandfitness.com/flexonline/ifbb/william-bonac-mens-open-bodybuilding-2020-olympia/

ウィリアムボナックは、2019年大会で準優勝している選手です。

身長は小柄な部類に入りますが、全体の完成度が非常に高く、弱点らしい弱点がないのが特徴です。

アーノルドクラッシックで優勝するなど、実力は折り紙つきですが、個人的には、ずば抜けた長所がないと、ビッグラミーには勝てないのではないかと思っています。

彼の場合は、現在がすでに完成形という感じなので、ここから変化できる余地は少ないと思いますが、ロニーコールマンが2002年から2003年の1年間で大幅な筋量アップをした例もありますので、もう一花咲かせるチャンスはあるかもしれません。

その他の有力選手

最近では、若手の台頭が著しいです。

以下のような選手が上位争いに今年は食い込んでくるのではないかと予想します。

ハンターラブラダ

https://twitter.com/grahamj242/status/1334005976244965377

ニックウォーカー

https://fitnessvolt.com/nick-walker-earns-pro-card/

王座を防衛しようとするビッグラミーに、他の選手がどのように迫っていくかが注目のコンテストだと思います。

まとめ

今回は、2021ミスターオリンピアの徹底分析記事を書きました。

今後は、時間を見つけて、各選手の詳細なプロフィールも書いていければと思いますので、その際はそれらの記事もよろしくお願いします。

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