東大受験芸人TAWASHIさんが合格のためにやらないといけないこと

34歳のTAWASHI、4度目の東大受験も不合格に - YouTubeニュース | ユーチュラ

どうも、mahuyuchanです。
今回は、5回目の東大受験を決めたTAWASHIさんの現状を報告すると同時に、東大に受かった立場から、彼には何が足りていないのかを分析したいと思います。

これまでの流れ

TAWASHIさんが最初の東大受験をしたのが2019年でした。

そこから毎年受験をするものの落ち続け、合格可能性が高いと思われた今年の試験も、蓋を開けてみれば惨敗という結果でした。

現在は、5回目の受験に向けて勉強しているとのことですが、東大合格者の視点だと、次回もまた不合格になってしまう可能性が高いのではないかと思います。

ちなみに、TAWASHIさんは自身のYouTubeでたまに模試の成績を報告しているのですが、その結果は、一見すると良いように見えます。

それゆえに、コメントでも応援している方が多数いますが、私としては、その結果ではあまり安心はできないと思っています。

そういった内容もこの後に書いていきます。

模試の結果を振り返って

今年に入って最初の模試の報告動画は、東進本番レベル模試でした。

結果は以下の通りです。

A判定を取って一安心と言いたいところですが、多くの方が動画のコメントで指摘しているように、この成績は素直に喜ぶことができません。

模試の偏差値を見ると、社会は非常に高いものの、英数国はそれほど高くないことが分かります。

このことは、4年間の勉強で蓄積した暗記の力はあるものの、思考力や判断力などの実力の問われる主要3科目の力は伸びていないことを意味します。

さらに厄介なのは、現役生はまだ社会に時間をかけられていないため得点率が低く、それゆえに浪人生の偏差値が高く出る傾向があることです。

つまり、TAWASHIさんは、4年間かけて積み重ねた暗記でなんとかA判定を勝ち取ってはいるものの、東大が求める考える力を身につけるには至っていないということになります。

続いては、河合塾の東大オープンの結果です。

東進の模試よりは国語が伸びているように見えますが、これはブレの範囲だと思います。

数学はやはり足を引っ張ってしまっている点も見逃せません。

最後に、2回目の本番レベル模試の結果です。

英数国が全て実力通りの結果となっています。

やはり、ここを伸ばすことを考えない限りは、合格は遠いと考えないといけません。

TAWASHIさんが合格するためには何が必要か

それではここからは、TAWASHIさんが合格するためには、どのように勉強を見直して何を行っていかないといけないかを書きます。

TAWASHIさん本人は、自分にとって心地良い応援コメント以外は全てアンチコメントと認識しているようなので、このアドバイスも届かないとは思いますが、似たような境遇で成績の停滞に悩んでいる受験生の参考になれば幸いです。

英語

英語に関しては、基礎的な力の向上と、東大に特化した対策の2種類を実施する必要があります。

高校生であるならば、1年生の1年間と2年生の前期で基礎力を身につけて、そこからは東大を意識した対策をしていくことで東大合格に必要な力を十分に身につけられます。

大切なのは、学習する順序を定めたら、それに従って盲目的に勉強を進めることです。

あれもこれもと目移りしていては合格は難しいです。

まず基礎力の向上ですが、私の指導では、単語と文法を最優先事項としています。

単語の意味が分からなければ当然文章を読むことができないため、ある程度の単語力を有している必要があります。

しかしながら、東大だからといってあまりにも高度な単語の学習に時間をかける必要はありません。

東大の英語は、分量は多いものの、使われている単語のレベルはそこまで高くないため、必修単語を押さえておけば十分に戦うことができます。

受験生がよく使っているシステム英単語なら、1200番までを完璧にすれば十分です。

それ以外の単語に関しては、長文を読んでいく中でチェックしながら覚えていくやり方で良いです。

単語同様に重要なのが文法です。

我々が何も考えずに日本語をスラスラと読んだり話したりできるのは、小さい頃から母国語としてそれを学んできたからです。

仮に、英語しか話されない環境に身を置くことができるならば、そういったやり方で英語を学ぶことも可能かもしれませんが、現実的には、日本で育って高校生になった大部分の日本人にはそのやり方は無理です。

そこで、英語の文法というものを体系的に学ぶことが重要となります。

文法は英語を成り立たせている全ての基本なので、ここが揺らいでいると、文章を正しく読み取ることができなくなります。

また、当然文法問題に正しく答えることもできないですし、減点のない記述式答案を作ることも難しくなるでしょう。

そう言った意味でも、文法書の基本となるものをまずは1冊完璧にすることを勧めます。

さて、TAWASHIさんがこの単語や文法という部分をどれだけ理解しているかですが、はっきり言って、ほとんど真面目に勉強していないのではと思われます。

単語に関しては、自慢げに単語帳を10冊以上も紹介する動画がありましたが、はっきり言って、東大を受験するだけならばそんなに多くの単語帳は必要ないです。

仮に、全ての単語帳を完璧にやり尽くしているのであれば、文句の量も減りますが、現状では、買っただけで満足しているような単語帳がほとんどを占めているように思われます。

続いて文法ですが、TAWASHIさんの自由英作文を添削する動画を見ていると、毎回あり得ないような文法の間違いが見受けられます。

自由英作文という短い文章の中でもミスをするくらいなので、長文を読解する際に正しく内容を読み取れないことも多発しているのでしょう。

それが現在の英語の点数の低迷につながっているのではないでしょうか。

個人的には、この後に説明する東大英語の戦略面よりも、TAWASHIさんはまずは英語の基礎的な力を全て見直す必要があると思います。

では、続いて東大英語の戦略についてです。

東大英語は、他の大学の入試と違って、さまざまなタイプの問題を出題してきます。

それを、非常に限られた時間制限の中で解答しないといけないため、自分に合った戦略を練る必要があります。

具体的には、問題を解く順番や時間配分です。

東大は、試験の途中でリスニングが実施される点も特徴です。

リスニングが始まる5分前には問題文に一通り目を通しておくというのも戦略の一つになります。

この戦略については、合格者の数だけ正解があると思いますので、どれが正しいということはないですが、少なくともTAWASHIさんは4回不合格になっているため、選択している戦略が不適切である可能性が高いです。

東大入試を実際に経験した人の意見を真摯に受け止め、そこから学ぶ気持ちを持って戦略も決めてほしいです。

結局のところ、東大受験では、文系でも理系でも英語の点数を押さえることが必須になります。

英語の点数を効果的に伸ばす勉強法が4年間できていなかったことを考えると、このまま独自のやり方を続ける限りは、ずっと英語の成績も変わらないとは思います。

もちろん、年によっては解きやすいと感じるような当たり年もあるでしょうから、それに期待して受験し続けるというのならそれはそれで良いでしょう。

数学

続いては数学です。

TAWASHIさんは動画の中で、ことあるごとに数学が苦手と言っています。

しかしながら、4年間勉強しているにもかかわらずほとんど成績は変わっていません。

本人は一番時間をかけたと振り返ることが多いですが、それでも成績が上がっていないということは、そのかけた時間が全て無駄になったとも考えられます。

もっと言えば、その数学にかけた時間で他の勉強をしたら受かったのではという意見さえ生まれてきそうです。

もし今後、数学に本気で取り組んで成績を上げたいと考えるのならば、今の勉強法を変えていく決心をしないといけません。

TAWASHIさんが数学をどのように勉強しているかは謎に包まれている部分が多いのですが、動画の中で「解法は頭に入ってきている」「解法を頭の中から引っ張り出すのが苦手」というような発言をしていたことが個人的には気になっています。

もしかして、この人は数学もパターンを暗記すればなんとかなると思っているのではないでしょうか。

もちろん、膨大な量の演習を繰り返したのであれば、知識の蓄積は相当のものとなり、点数も取れるようになるでしょう。

しかしながら、得点が全く伸びていない現状を見る限り、そう言った可能性はないと言い切れます。

結局のところ、思考の過程や、計算の意味等を考えることなく、この問題が出たらこういう流れで解くということだけを丸暗記しているのだと思います。

そのような勉強法では、中堅以下の私立大学の数学にあるような、典型問題の羅列には対応できますが、それより上の思考力を問う問題には対応できません。

数学の力をつけるためには、基本的な解法を頭に入れることは必要ですが、その後は、難しい問題に時間をかけて取り組むことで、自分の中の経験値を少しずつ増やすしかありません。

問題を見て、分からないから解説を暗記するというような勉強法では、自分の中にエピソードが残りません。

「どこまでは考えられた」「ここの式変形が間違っていた」「最後に場合分けで間違えてしまった」というようなエピソードを交えながら問題を解き続けることで、ゆっくりと自分の中に数学を考える回路が出来上がっていきます。

これを身につけることにより、初見の問題でも、今までのエピソードを掘り起こしながら、最適な解法を当てはめられるようになります。

よって、TAWASHIさんの数学の勉強に必要なことは、時間をかけて難問に取り組む習慣をつけることです。

多くの問題を解くことは難しいかもしれないので、1日3問程度を目安に、難関大レベルの問題を思考する訓練から始めると良いでしょう。

単に解法を覚えたり、覚えた解法を思い出したりすることは受験数学とは言いません。

今までに蓄えた知識を応用するためにはどうすれば良いかは、実際に問題を解く訓練をする中でしかに身つかないと知るべきでしょう。

国語

TAWASHIさんの中で一番能力が低いと個人的に思っているのが国語です。

国語の力は、文章の内容を的確に把握し、それを自分の言葉で分かりやすく伝え直せるかに集約されます。

この能力が不足していると、当然国語の問題で得点することはできないですし、論述系の問題でも解答が不足する可能性が生じます。

今年の受験結果を振り返る動画の中で「敬天塾さんにフォローしてもらった範囲がそのまま出たので世界史で得点できた」と言っているものがありました。

このことから、自分の力で考えて得点を取ることをこの人は出来ないのだということがよく分かりました。

一度暗記したものと同じものが出れば得点できるけれども、初見では得点できないというのでは、所詮は高校の定期テストレベルの勉強法しかできていないということになります。

文章を読んで、その場で考える力をつけるためには、やはり多くの文章に触れて思索する時間を作る必要があります。

受験業界では、現代文で得点するためのテクニックのようなものがあると紹介されていますが、東大に関しては、そのようなものは通用しません。

文章に真剣に向き合い、書いてあることを正しく理解しようと常に意識し続ける習慣をつけておかないと、東大タイプの問題で正答することはできません。

TAWASHIさんが今から勉強時間を割いて本を読むということは現実的ではないですが、新聞だけでも読む習慣をつけるべきだと思います。

内容を理解する力をつけるだけでなく、文章を読む速さを上げることにもつながります。

現代文はテクニックという言葉に惑わされず、文章全体の内容を把握する力をつけることに意識を向けるべきです。

TAWASHIさんは現代文だけでなく古典での失点も大きいですが、はっきり言って東大の古典は簡単です。

基本的な古文単語と文法が身についていれば、8割程度は得点できます。

逆に言えば、ここで大きく失点しているということは、まだ基礎的な力が身についていないということになります。

4年もやってきたからという謎のプライドがあると思いますが、一旦全ての科目で基礎に戻ることをお勧めします。

まとめ

結局のところ、英数国に関しては、勉強の仕方を大きく見直さない限りは合格点を取ることは難しいと言えるでしょう。

自分のやり方で楽しく勉強することが目的ならそれでいいですが、合格したいと本気で思うのならば、有識者の意見を聞いて、真剣に向き合う必要があると思います。

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2 thoughts to “東大受験芸人TAWASHIさんが合格のためにやらないといけないこと”

  1. 久しぶりのたわしさんの記事嬉しいです。興味深く拝見させていただきました。
    英国数の勉強方法を見直す必要があるとのことですが、今から勉強方法を変えて5度目の受験に間に合うか心配です。頭の中が真っ白にならないように落ち着いて受験できるよう祈ってます。

    1. 勉強のやり方を変えない限りは、何回受けても実力では受からない気がしますね。

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