どうも、mahuyuchanです。
今回は、プロボディビルダーの急逝という残念なニュースです。
目次
ジョージピーターソンが急逝
昨年のオリンピア212カテゴリで3位入賞したジョージピーターソンが、10月6日に亡くなりました。
1984年生まれの37歳でした。
死因については現段階では不明とのことですが、37歳での急逝はあまりにも残念としか言いようがないです。
オーランドで現地時間10月7日から開催予定のミスターオリンピアにも出場予定だったので、調整中に体に負担がかかったのかもしれません。
現段階では正確な情報が出回っていないので、これ以上の推察は行わないようにします。
ジョージピーターソンの成績
ジョージピーターソンは、元々はクラシックフィジークで活躍していた選手でしたが、筋量の増加に伴い、戦いの場をボディビル212クラスに変更し、初出場の2020年大会では、見事に3位に入賞しました。
212クラスは、体重212ポンド(約96kg)の制限のあるクラスなので、長身選手は比較的不利になるのですが、ジョージピーターソンは、他の選手に見劣りしない体を作っていたのが印象的でした。
以下が、クラシックフィジーク時代も含めた主な成績です。
2016年
- Eastern USA Championships, NPC Men’s Classic Physique Class B – 1st place
- National Championships, NPC Men’s Classic Physique Class B, Overall – 1st place (Earned Pro Card)
2017年
- New York Pro, IFBB Men’s Classic Physique – 2nd place
- Tampa Pro, IFBB Men’s Classic Physique – 1st place
- Joe Weider’s Mr. Olympia, IFBB Men’s Classic Physique – 3rd place
2018年
- Joe Weider’s Mr. Olympia, IFBB Men’s Classic Physique – 3rd place
2019年
- Arnold Classic IFBB Men’s Classic Physique – 1st place
- Joe Weider’s Mr. Olympia, IFBB Men’s Classic Physique – 3rd place
2020年
- Tampa Pro, IFBB Men’s Classic Physique – 1st place
- Joe Weider’s Mr. Olympia, IFBB 212 Division – 3rd place
特に目を引くのは、2019年アーノルドクラシッククラシックフィジーク1位、2020年オリンピア212クラス3位でしょうか。
プロボディビルダーの早逝について
近年は、プロボディビルダーが若くして亡くなるニュースが増えているような気がします。
自分の中で一番印象に残っているのは、やはり2017年のダラスマッカーバー急逝です。
これからプロボディビル界を牽引していくであろう才能が、26歳で亡くなったのはあまりにも衝撃でした。
巨大化し続ける現代ボディビルにおいては、過剰な投薬が不可欠になっているのだろうとは思いますが、それにより、命を大きく削られているのも事実なのではないかと思います。
つい先日行われたアーノルドクラシックで優勝したニックウォーカーについても、健康上の問題が噂されています。
ショービジネスと化しているプロボディビル界から薬物を切り離すことはもはや不可能で、選手たちも、その健康被害については承知した上で覚悟を決めて戦っているとは思いますが、やはり、若くして亡くなるニュースを聞くととても残念に思います。
もともと、自分はナチュラルビルダーのコンテストの方が好きで応援していますが、プロコンテストも見ないわけではないです。
そして見ている以上、観客である自分たちにもその問題の一因はあると感じるので、今後はプロコンテストへの向き合い方を変えていこうかと思っています。
薬物とボディビルの関係は根深いものがあり、簡単に切り離すことは不可能と言えると思います。
まとめ
今回は、ジョージピーターソンの急逝のニュースに加えて、私がプロコンテストについて思っていることも書きました。
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ナチュラルボディビルダー派です。
ステロイドという言葉にも敏感になっています。
大きな大会で活躍されている選手たちが薬物により身体に大きな負担がかかっているとなると心配ですが、ボディビルダーの憧れになっているとなると薬物をなくすのは難しいのかなと思っています。
ショービジネスになってしまっているなら、身体の負担が少ないステロイドが開発されたらいいなと思います。
一応ナチュラルボディビルダー限定のコンテストもありますが、人気がないように思います。
みんなが使うから自分も使わないと勝てないという状況があるため、根絶も厳しいかもしれません。