2021年日本クラス別男子ボディビル選手権大会結果予想

どうも、mahuyuchanです。今回は、9/11(土)に開催される、日本クラス別男子ボディビル選手権大会の結果予想記事になります。各階級ごとに、過去の成績を踏まえつつ、勝敗を予想していきます。

目次

日本クラス別ボディビル選手権大会とは?

国内には、全国区の大会が大きく分けて3つ存在し、以下のようになっています。

  • ジャパンオープン
  • 日本クラス別ボディビル選手権
  • 日本選手権

このうち、ジャパンオープンと日本選手権は体重制限がないため、体重が軽い選手も重い選手も同じ土俵で戦うことになります。

ほとんどのスポーツでは、体重が重い方が有利になるため、階級制が取られていると思いますが、ボディビルでは、自分の骨格にあった筋肉量をつけて、バランスの良い体をステージで見せることが勝敗の鍵になりますので、必ずしも、体重が軽いからといって勝負にならないということはありません。

日本クラス別ボディビル選手権は、その名の通り、クラス別(体重別)に分けて順位を競うものです。

私ような単なるボディビルファンとしては、様々なタイプの選手が入り混じる非階級制のコンテストよりは、ある程度姿形の揃った選手同士の戦いとなるクラス別の方が、勝敗の行方を予想しながら見ることができる分、より楽しめると感じるところもあります。

階級は、55kg級から5kg刻みで、90kg超級まであります。

以前は55kg級は存在しませんでしたが、ここ数年で地方大会でも見られるようになってきたカテゴリーです。

全体の傾向として、階級が上がるほどに仕上がりの甘い選手が増えていき、その中できちんと絞ってきた選手が優勝するというものがある気がします。

ジャパンオープンは、一度優勝した選手は出場しないですが、クラス別や日本選手権は、何度も出場できるようです。

55kg級

55kg級はあまり選手の情報がないので、この段階で順位を予想するのが難しいのですが、赤澤選手は、昔から小柄だけれども自分より大きな選手に挑んでいっていたという印象があります。

2019年大会では、抜群の筋量で優勝しています。

それ以外では、溝口選手も60kg級で活躍していた選手だと把握しています。

今回は55kg級に階級を下げての挑戦なので、さらに厳しい仕上がりが見られるかもしれません。

去年のミスターオリンピア212カテゴリーで優勝したショーンクラリダも、身長は157cmととても小柄ですが、その体の迫力は圧巻でした。

60kg級

60kg級は、例年とトップメンバーは変わらずといった印象です。

日本クラス別やミスター東京を制したことのある豊島選手、ミスター東京で数年連続で好成績を残している石井選手、日本クラス別で上位入賞したことのある岩尾選手などがトップ争いを繰り広げると思います。

増田選手は学生時代を見たことのある選手なので、その頃からどのように変わっているかを見るのも個人的には楽しみにしています。

60kg級というと軽量に思いますが、実際にステージで見ると、思ったよりも大きく見える印象です。

65kg級

65kg級は、私が以前に所属していたトレーニングセンターサンプレイから3名の選手が出場するので、楽しみにしています。

須江選手は言うまでもなくレジェンドですし、渡部選手は、クラシックの世界大会で入賞経験があったように記憶しています。

西田選手は私と同い年で、ジムでも何回かお話したことを記憶しています。

これらの選手はもちろん応援したいですが、そのライバルとなるのは、この大会で優勝経験のある浅野選手だと思います(前回大会は2位でした)。

また、筋トレYouTuberの始祖である加藤選手にも注目したいところです。

須江選手や浅野選手といったベテラン勢に、若手がどのように挑んでいくかが見ものではないでしょうか。

ぜひともサンプレイ勢の上位入賞を期待しています。

70kg級

70kg級は、前回大会で出場していた田代選手や合戸選手が出場しませんでした。

前回大会では、クラス別選手権が世界大会への選考を兼ねるということで、この2名は出場していた部分もあったようですが、今年はその選考基準はなくなったため、全日本選手権に集中することにしたのではないかと思います。

その2名がいなくなったことと、相澤隼人選手がクラスを変えたことにより、昨年3位の加藤選手の優勝が濃厚になったのではないかと思いますが、ミスター日本入賞経験のある松尾選手や、ミスター東京優勝の寺地選手にも期待したいところです。

特に寺地選手は、サンプレイにいたときに何度もお話して、いろいろアドバイスをもらった経験もあるので、頑張ってもらいたいです。

加藤選手は全日本選手権でも順位を上げているので、これからも活躍が期待できる選手だと思います。

75kg級

75kg級はここ数年で急上昇してきた嶋田選手が出場するクラスです。

それ以外では、相澤隼人選手の兄であり、神奈川県のコンテストで好成績を残している相澤飛鳥選手や、ミスター東京で活躍している小野選手や三井選手も気になります。

75kg級ともなると、筋肉の量には圧巻としか言いようがない感じになってきます。

その中で勝敗を決めるのは、やはりサイズを残して厳しい仕上がりを持ってこられるかどうかになるのではないでしょうか。

嶋田選手が有力と考えますが、当日になるまで何が起こるか分からないので、楽しみに待ちたいと思います。

80kg級

80kg級で最も注目に値するのは、前回大会から階級を2つも上げてきた相澤選手です。

ミスター東京を最年少で制した時の体にも十分驚きましたが、その時よりも10kg近く筋量が増えていると考えると、恐ろしい限りです。

この階級は、相澤選手とベテランの高梨選手の戦いになるのではないかと予想します。

定期的にアップされる相澤選手のTwitterの写真からも充実ぶりはうかがえるので、ステージでどのような姿が見られるのか楽しみです。

画像は今年のゲストポーズのものですが、これよりも仕上げてくると考えると末恐ろしいです。

85kg級・90kg級・95kg級

85kg級以上は出場選手が少ないので、まとめて紹介します。

まずは85kg級ですが、全日本選手権で活躍した佐藤選手が久しぶりの復帰です。

ミスター脚男と呼ばれた脚の仕上がりを今回も見ることができるのでしょうか。

90kg級は、大ベテランの井上選手に若手2人が挑む構図です。

この大会では数え切れないほど優勝している井上選手が、還暦間近でどのような体を見せてくれるのか期待してしまいます。

90kg超級に関しては、例年絞りが甘い選手が出場するという印象ですが、果たしてそれは今年は覆るのかどうかが見ものです。

重量級になってくると、仕上がりとサイズを両立させることが難しくなるのかもしれません。

まとめ

今回は、9/11(土)に開催される、日本クラス別男子ボディビル選手権大会の展望を書きました。

結果速報もまたアップしますので、そちらもご覧いただければと思います。

追記:速報記事はこちらからどうぞ。

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One thought to “2021年日本クラス別男子ボディビル選手権大会結果予想”

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