どうも、mahuyuchanです。
今回は、2021年ミスターオリンピア出場選手を分析する記事を書きます。
来月のコンテストに備えて、お気に入り選手を見つけてみてはいかがでしょうか?
目次
ミスターオリンピアについて
ミスターオリンピアについては、以下の記事で詳細に解説しています。
簡単に言えば、なんでもありルールの中で、ボディビルの世界チャンピオンを決めようぜというコンテストです。
過去には数々の名勝負を産んできたのもこの大会です。
ウィリアムボナック
プロフィール
- 誕生日:1982年3月18日(38歳)
- 出身国:ガーナ
- 居住国:オランダ
主要なキャリア
- 2018アーノルドクラシック 1位
- 2018ミスターオリンピア 4位
- 2019アーノルドクラシックオーストラリア 1位
- 2019ミスターオリンピア 2位
- 2020アーノルドクラシック 1位
特徴
ウィリアムボナックは、身長170cmに対して、コンテスト時体重が102.1kgから106.6kgの選手です。
モンスターと呼ばれる選手たちと比べると、筋肉の量では勝つことは難しいですが、全身がバランスよく発達した隙のない体で、これまでに何度も勝利を勝ち取ってきています。
昨年のミスターオリンピアでは、ビッグラミー、ブランドンカリー、フィルヒース、ハディチューパンと言った自分より大きな選手に対抗できずに5位に終わりましたが、アーノルドクラシックで優勝していることから考えても、コンディション次第ではまだまだ渡り合える可能性があると思います。
ハディチューパン
プロフィール
- 誕生日:1987年9月26日(33歳)
- 出身国:イラン
- 居住国:イラン
主要なキャリア
- 2019バンクーバープロ 1位
- 2019ミスターオリンピア 3位
- 2020ミスターオリンピア 4位
特徴
ハディチューパンは、2年前のコンテストから頭角を表してきた選手です。
身長は169cmとそれほど高くない部類に入りますが、そこに117kgの筋肉をこれでもかというように搭載しています。
また、仕上がりに関しても抜群で、2019年のバンクーバープロでは、誰もが驚愕するようなコンディションで大会に出場していました。
昨年は4位でしたが、ジャッジの途中では2位になっていた部分もあったようなので、今年も期待できる選手の一人であることには間違いないと言えます。
ブランドンカリー
プロフィール
- 誕生日:1982年10月19日(38歳)
- 出身国:アメリカ
- 居住国:アメリカ
主要なキャリア
- 2018ミスターオリンピア 5位
- 2019アーノルドクラシック 1位
- 2019ミスターオリンピア 1位
- 2020ミスターオリンピア 2位
特徴
ブランドンカリーは、ここ数年で一気にボディビル界のトップに躍り出てきました。
身長は173cm、体重は116kgで、近年のプロコンテストでは評価される標準の体型と言った印象です。
細いウエストから広がる上半身の筋量は圧巻ですが、脚の筋量がそれに追いついてないのではないかとよく言われています。
特に、ハムストリングと臀部の筋量では、ビッグラミーやハディチョーパンに完全に劣っているので、今後王座に戻るには、その辺りを改善できるかどうかが鍵になりそうです。
ナーサンデアーシャ
プロフィール
- 誕生日:1988年6月8日(33歳)
- 出身国:イギリス
- 居住国:イギリス
主要なキャリア
- 2018ニューヨークプロ 1位
- 2018カリフォルニアプロ 1位
- 2018ミスターオリンピア 8位
- 2019ブリティッシュグランドプリックスプロ 1位
特徴
ナーサンデアーシャはまだ33歳と若いボディビルダーです。
身長は177.8cm、体重は108.9kgから122.5kgで、出場選手の中では、身長が高い方の部類に入ります。
コンテスト時体重は、115kg程度ではないかと予想します。
2019年、2020年のミスターオリンピアには出場しなかったので、今回は3年ぶりの出場となります。
この選手は非常に細いウエストを持っていて、近年の審査基準という観点では有利ですが、長身である分、胴体が長く見えてしまうという弱点も持っています。
背中の筋量をどの程度改善できるかによって、この弱点を克服できるかが決まってくると思います。
マムドゥエルスバイアイ
プロフィール
- 誕生日:1984年9月16日(37歳)
- 出身国:エジプト
- 居住国:エジプト
主要なキャリア
- 2017ミスターオリンピア 2位
- 2018ミスターオリンピア 6位
- 2020アーノルドクラシック 3位
- 2020ミスターオリンピア 1位
特徴
マムドゥエルスバイアイは、その筋量の多さからビッグラミーの愛称で呼ばれます。
身長175cm、コンテスト時体重134kgは、過去のボディビルダーの中でも、最大クラスに位置します。
筋量では文句なしで全出場選手の中でダントツのものを持っていますが、コンディションにかなりのムラがあるのが欠点で、なかなかビッグタイトルを獲得できていませんでしたが、昨年のミスターオリンピアでは、完璧な調整をしてきて見事に初優勝を飾りました。
コンディションの波があるため、連覇できるかどうかは分かりませんが、本人もその辺りは心得ていると思うので、当日どのような体で現れるかには期待が高まります。
リーガングライムス
プロフィール
- 誕生日:1993年6月26日(28歳)
- 出身国:カナダ
- 居住国:カナダ
主要なキャリア
- 2018ニューヨークプロクラッシックフィジーク 1位
- 2018オリンピアクラシックフィジーク 8位
- 2019ジャパンプロ 3位
- 2020ヨーロッパプロ 4位
- 2020ブリティッシュグランドプリックスプロ 2位
特徴
リーガングライムスは、元々はクラシックフィジークで戦っていた選手ですが、2019年からボディビルに転向しています。
身長は180cm、体重は116kgです。
昨年のミスターオリンピアでは、15位という成績でしたが、他の選手と比べるとかなり筋量の少なさが目立ったので、その順位も妥当かなというところでしたが、まだ若い選手であるので、今後の伸び代は大きそうです。
YouTube等で見られる近況からも、昨年の体からは随分とインプルーブしている様子を感じられますので、今年のオリンピアでは、いくらか順位を上げてくることも予想できます。
まとめ
今回は、2021ミスターオリンピア出場選手徹底解説の全編でした。
中編と後編もアップする予定ですので、楽しみにしていただければと思います。
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