どうも、mahuyuchanです。
今回は、3月4日から5日かけて行われるアーノルドクラシック2022の事前予想記事です。
今年の出場者の中から、有力な選手を紹介していきます。
目次
アーノルドクラシックとは?
アーノルドクラシックは、ミスターオリンピアに次ぐ規模を持つボディビルコンテストです。
第1回大会は1989年に行われ、その時はリッチギャスパリが優勝しました。
毎年のコンテスト出場者を見る限り、ミスターオリンピアとほとんど遜色ないような顔ぶれとなっており、このコンテストで優勝することが非常に難しいことを物語っています。
ミスターオリンピアと異なる点として、前年度優勝者が翌年も続けて出場することを控えているような印象があり、そのために、チャンピオンがミスターオリンピアほど固定されていない点が挙げられます。
過去の複数回優勝者は、主に以下のような選手です。
- フレックスウィーラー 4回
- ジェイカトラー 3回
- デキスタージャクソン 5回
- カイグリーン 3回
この中では、デキスタージャクソンが特にアーノルドクラシックで活躍している印象で、2005年に初優勝して、その10年後の2015年にも優勝しています。
また、212カテゴリーでは、山岸選手が2016年に優勝したことも記憶に新しいです。
アーノルドスポーツフェスティバルという名前で、様々な種類の競技が行われる点も、ミスターオリンピアとは異なる点です。
出場選手一覧
2022年大会の出場選手は以下の通りです。
- William Bonac (Netherlands)
- Rafael Brandão (Brasil)
- Maxx Charles (USA)
- Brandon Curry (USA)
- Samson Dauda (United Kingdom)
- Nathan De Asha (United Kingdom)
- Regan Grimes (Canada)
- Steve Kuclo (USA)
- Cedric McMillan (USA)
- Fabio Giga Rezende (Brasil)
- Justin Rodriguez (USA)
- Mohamed Shaaban (Egypt)
- Brett Wilkin (USA)
- Akim Williams (USA)
ベテランから若手まで出場していますが、オリンピア上位陣は今回は出場を見送ったような印象があります。
コロナウイルスの問題があり、大会自体が行われない可能性も捨てきれないため、出場を決めかねたのかもしれません。
有力選手紹介
以下は、私の独断での有力選手の紹介です。
Brandon Curry ブランドンカリー
昨年のミスターオリンピアで2位になった選手です。
2019年のミスターオリンピアでは優勝していますが、ここ2年はビッグラミーにチャンピオンの座を開け渡しています。
ブランドンカリーの特徴は、タイニーなウエストと、そこから上方向への広がりが充実している点です。
特に広背筋や上腕二頭筋の発達が目覚ましく、フロントダブルバイセプスは非常に迫力のあるポーズとなっています。
一方で下半身の発達は上半身に対してやや遅れていて、バックポーズの時の臀部やハムストリングの筋量で、ビッグラミーには負かされてしまっています。
今回のアーノルドクラシックには、天敵のビッグラミーは出場してこないので、順当に行けばブランドンカリーが優勝する可能性は高いと言えそうです。
ミスターオリンピアでの王座奪還のためにも、ぶっちぎりの実力でアーノルドクラシックは押さえておきたいと本人も思っているはずです。
Nathan De Asha ネイサンデアーシャ
33歳の若手選手です。
大きいけれどもバランスが悪いという近年よく見られるタイプとは異なり、全体的に均整の取れた美しい体つきをしています。
以前の大会では筋量が不足している印象を持つこともありましたが、ここ数年でそれもインプルーブさせてきているようなので、上位陣に食い込んでくる可能性があると思います。
Regan Grimes リーガングライムス
リーガングライムスは、ここ数年で急激に力をつけてきている選手です。
特に、昨年のオリンピア終了後から、山岸選手のコーチを務めていたミロスシャシブに師事したことで、一気に才能が開花したような印象です。
すでにプロコンテストで優勝して、今年のオリンピアのクオリファイはゲットしていますが、アーノルドクラシックで上位入賞できれば、自身の地位をより確かなものにできるので、全力で狙いにくると思っています。
元々ウエストが非常に細く美しいプロポーションをしていましたが、ミロス氏にポージングを徹底的に指導されたことで、それがより映えるようになった気がします。
筋量的には上位陣にはまだ劣る部分もありますが、バランスの良さでどこまで勝負できるかが見ものです。
顔もかっこいいので、個人的には好きな選手の一人です。
その他
それ以外では、過去に優勝経験のあるウィリアムボナックやセドリックマクミランも実力者ですが、競技者としての旬は過ぎつつあるような気もするため、今回は優勝候補ではないと考えました。
まとめ
今回は、アーノルドクラシック2022の事前予想をしました。
皆さんの好きな選手についてもコメントで教えてもらえたら嬉しいです。
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