どうも、mahuyuchanです。今回は、先日行われた東京ノービスボディビル選手権で優勝した、なかやまきんに君の過去のボディビル成績について紹介します。
目次
2021年東京ノービスボディビル選手権とは?
まずは、5月3日に行われた東京ノービスボディビル選手権について解説します。
これまでは「東京オープン」の名で親しまれてきましたが、近年、開催地域に所属していない選手でも参加できる意味のオープンを意味するコンテストが増えてきたこともあり、それとの差別化を図るため、今回、東京ノービスボディビル選手権に名称変更されたとのことです。
東京のボディビルコンテストは、以下の3種類があります。
- 東京ノービスボディビル選手権(東京オープン)
- 東京クラス別
- 東京選手権
下の方の大会ほどレベルが高くなりますが、そもそも東京は全体的に選手のレベルが高いため、東京ノービスのレベルも他県と比べると高いです。
元々は、コンテストデビューする人の登竜門という位置づけたったのが東京オープンなのですが、近年はボディメイクが流行したためか、そのレベルもさらに年々上がっているのが現状です。
自分も過去に一度参加しましたが、その時は1票差で入賞ラインに届きませんでした。
大会会場では、お笑い芸人の春日さんやなかやまきんに君に会うことができたことをよく覚えています。
東京ノービス(東京オープン)は、気軽に参加して入賞できるレベルの大会では完全になくなっています。
なかやまきんに君の今年の成績は?
皆さんもご存知の通り、なかやまきんに君は、今年見事に優勝を勝ち取りました。
後ほど紹介しますが、何年も2位や3位という好成績を修めつつもなかなか優勝までは届かなかったこともあり、喜びもひとしおだと思います。
気になるなかやまきんに君の審査結果は以下のようになります。
ボディビルでは、7人の審査員が、それぞれの選手が何位に該当するかを、予選と決勝で判定します。
公平性を維持するために、7人の中で、一番高い評価をした人と一番低い評価をした人の点数はカットされ、残りの審査員の点数を合計した数字がその選手の得点となります。
今回のケースで言うと、なかやまきんに君には、予選で1位表が5ポイント、2位表が2ポイント入っています。
一番高い評価である1位票と、一番低い評価である2位票をそれぞれ一つずつ削って、残りを合計した6点が予選での得点となります。
この特典が小さい人ほど順位が上であることを意味し、逆に数字が大きい人は順位が低くなります。
同様に決勝でもなかやまきんに君は6点の評価を得て、合計点12点で優勝しています。
最高の成績で優勝する場合、その得点の合計は10点になりますので、なかやまきんに君はほぼパーフェクトに近い得点で優勝していたことが分かります。
完璧に近い内容で優勝できたことは、さらに優勝の喜びを高めたものと思います。
過去の大会成績は?
それでは次に、過去の大会成績について紹介していきます。
2015年東京オープン
2015年の成績は2位でした。
審査結果を見ると、1位の選手がパーフェクトスコアで優勝していることが分かります。
なかやまきんに君の欄を見ると、2位票がその大部分であることに加えて、3位表も散見されます。
この結果を見ると、この時点の実力では、2位が妥当だったという感じになります。
また、この時は75kg以下級でのエントリーでした。
この2015年東京オープンは自分も別階級で参加していました。
2016年東京オープン
続く2016年の東京オープンでも、75kg以下級にエントリーしています。
2016年の結果も2位でした。
審査結果を見ると、だいぶ上位の得点が荒れているように見えます。
1位のパーフェクトスコアは10点ですが、それと比べると、1位の選手は8点もビハインドがあったことが分かります。
また、2位のなかやまきんに君も、2位のパーフェクトスコアである20点よりも6点ビハインドの点数を取っています。
審査員ごとの判定もばらけていて、選手の実力が拮抗した、ジャッジが難しい大会だったのではないかと予想されます。
2015年と比べると、同じ2位ですが、本人的には納得いかない部分は多かったのではないかと予想できます。
2017年東京オープン
欠場です。
2018年東京オープン
再び75kg級に出場しました。
2018年の結果は3位です。
2016年のコンテストは荒れていましたが、この2018年もそれに近い部分があります。
なかやまきんに君は3位でしたが、2位の選手とのポイント差は2点しかありません。
これは2位と3位の実力が拮抗していたことを意味しています。
ボディビルは採点競技であるため、明確な勝ち負けがつかない部分がありますが、それも理解した上で競技者は出場しているため、余程のことがなければ審査結果には不服を表すことはないと思われます。
前回出場時から順位を1つ落としましたが、それでも、大会に出れば3位以内には毎回入賞しているという事実はすごいです。
2019年東京オープン
再び75kg以下級へのエントリーで、順位は2位でした。
この画像の審査結果は、今までに紹介したものと大きく変わっています。
1位から5位までが、それぞれの順位のパーフェクトスコアで決まっています。
これは、審査員全員が同じような判断をするほど、選手それぞれの力量差があったということを意味します。
なかやまきんに君には1位票が、予選と決勝でそれぞれ1票しか入らなかったので、優勝には遠かったことが分かります。
これで2位3回、3位1回という入賞履歴になります。
2020年東京オープン
コロナウイルスのため開催中止
今後の計画は?
なかやまきんに君がこれから先、よりレベルの高い大会を目指すらならば、次に出場するのは、東京クラス別ボディビル選手権になります。
東京ノービスと同じ75kgk超級に挑戦するとなると、さらに体が完成した選手と戦わないといけないことが予想されます。
それでも、諦めずに挑み続ける姿は見ているものを勇気付けるので、大変だとは思いますが、今後もコンテストには出場し続けてほしいと思っています。
コロナウイルス次第ですが、今年の東京クラス別にそのまま出場することも考えられます。
まとめ
今回は、なかやまきんに君のボディビル成績を紹介しました。
過去の審査結果票を見ると、順位こそ2位でしたが、1位とは差があるコンテストが多かったことも分かりました。
しかしながら、今回のコンテストでは、逆に2位に差をつける形での優勝だったので、気分も良かったものと思います。
これからの活躍にも期待したいです。
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きんにくんのこれまでの詳しい審査結果をまとめていただきありがとうございます。
毎回惜しいところまでいってたので今回優勝できて嬉しかったと思います。
さらに上のクラスのコンテストを目指して頑張って欲しいです。
これからの活躍が楽しみです。
トップと戦うには脚が弱点になることは本人も承知していると思うので、そこをどれだけ改善できるかで順位も変わってくると思います。