5分で分かる筋線維の種類とその特徴

どうも、mahuyuchanです。今回は、筋線維の種類についての解説です。大きく分けて3種類の筋線維が存在しますが、その中でも特に骨格筋について見ていきます。

3種類の筋線維とは?

まず最初に、3種類の筋線維の特徴について紹介していきます。

骨格筋

骨格筋は、筋肉と聞いて一般の人が1番最初に想像する筋線維と思ってもらって間違いないです。

骨格筋の働きは、収縮伸長を引き起こすことで関節を動かし、様々な動作を作り出すことです。

ヒトを含む動物が走ったり、食事をしたりする際には、必ずこの骨格筋が伸び縮みしています。

また、骨格筋には、体内の脂肪や糖を燃焼することで、熱を生産する働きもあります。

筋肉を増やすと代謝が高まるというのはこれに由来しています。

通常、筋トレによって発達させることを狙う筋線維はこの骨格筋になります。

骨格筋はさらに3種類(厳密に言うと5種類)のタイプに分割できますので、それについては、後半で詳細に解説します。

筋トレで発達していく筋線維は骨格筋です。身体動作に関与すると同時に、体熱生産にも関わっています。

心筋

心筋は心臓を構成する筋線維です。

その特徴として、強い力発揮ができると同時に、持久力も併せ持つ点が挙げられます。

全身に血液を送り届ける心臓のポンプ機能には、非常に強い収縮力が必要となると同時に、24時間もの間拍動を止めずに働き続けることも必要となります。

これをクリアするには、心筋の持つ特徴が重要となるというわけです。

心筋は強い力発揮ができることに加え、持久力も併せ持ちます。

平滑筋

平滑筋は、血管や内臓の壁を構成する筋線維です。

骨格筋や心筋のように強い力発揮をすることはできませんが、長時間働き続けつことが可能な持久力を持っています。

食べたものが胃や腸を通過する際には、内臓を構成する平滑筋が収縮と伸長を繰り返す、蠕動ぜんどう)という運動が行われます。

骨格筋や心筋が収縮する仕組みは分かっていますが、平滑筋がどのように収縮しているかはまだ分かっていません。

内臓の動きを司るのが平滑筋ということです。

骨格筋の3種類の分類

続いては、骨格筋をより詳細に3種類に分類して解説していきます。

それぞれの違いや特徴に気をつけながら見ていきましょう。

タイプ1線維

タイプ1線維は、いわゆる遅筋と呼ばれる骨格筋です。

この遅筋は、骨格筋の中でも比較的、持久力が高いという特徴を持っています。

この後に紹介するタイプ2線維と比べて、有酸素的にエネルギーを生産するミトコンドリアの割合が多いことが、この持久力につながっています。

エネルギーを生産する経路には有酸素系無酸素系がありますが、有酸素系の方が、圧倒的に効率よくエネルギーを生産できます。

遅筋は別名として赤い筋肉とも呼ばれますが、これは、酸素を蓄える働きを持つミオグロビン赤い色素)を豊富に含むことに由来します。

遅筋は持久力に富む反面、そのサイズは限られているため、強い力発揮は不得意です。

また、タイプ2線維と比べて、ほとんど肥大成長しない点も特徴です。

タイプ1線維=遅筋=赤い筋肉と覚えると良いでしょう。タイプ2線維と比べると強い力発揮は苦手です。

タイプ2b線維

タイプ2b線維は、骨格筋の中では1番強い力を発揮することができ、なおかつ、トレーニングの刺激によってメインに肥大する線維になります。

筋トレを8回が限界となるような重量で行なった場合、最後の1回か2回を行うために、このタイプ2b線維が動員されます。

注意したいのは、タイプ2b線維は非常に怠け者で、限界まで力発揮をしないと活動しない点です。

軽々と20回できる重量で筋トレを続けても体はあまり変化しないのですが、これは、タイプ2b線維に十分な刺激が送られていないためです。

タイプ1線維が遅筋=赤い筋肉であったのに対し、タイプ2b線維は速筋白い筋肉とも呼ばれます。

遅筋は持久的な運動が得意であったのに対し、速筋は強い力は出せるものの持久力には乏しいです。

これは、筋肉中に含まれるミトコンドリアやミオグロビンの量が少ないことに由来します。

筋トレで肥大する骨格筋は、主にこのタイプ2b線維です。

タイプ2a線維

タイプ2a線維は、タイプ1線維とタイプ2b線維の中間のような性質を持っています。

エネルギー産生には、有酸素系無酸素系の双方を用い、脂肪も燃料にすることができます。

タイプ2b線維ほどは大きく肥大しませんが、タイプ1線維よりは、トレーニングの刺激に反応して発達します。

面白い特徴としては、持久的な運動を続けるとタイプ2a線維はタイプ1線維に近づいていき、強度の高い筋トレを続けるとタイプ2b線維に近づいていくという点が挙げられます。

タイプ2a線維の発達という観点からも、筋肉を太く発達させたいと考えるならば、高回数のトレーニングよりも、6回から10回程度できる重量を用いるべきと言えるでしょう。

タイプ2a線維はタイプ1線維とタイプ2b線維の中間のような性質ですが、運動の様式によって、そのどちらかに近づいていくという特徴を持ちます。

まとめ

今回は、筋線維の種類と、骨格筋の詳細な分類について解説しました。

ボディメイクのために筋肉を発達させたいと考えている場合は、タイプ2b線維を刺激するような運動を続けることが重要です。

マラソン選手とボディビルダーの体つきがまるっきり異なるのは、それぞれの運動様式により、発達する筋肉も異なるためです。

是非、骨格筋のことを知った上で、効率のよいトレーニングを行ってください。

3 thoughts to “5分で分かる筋線維の種類とその特徴”

  1. こんばんは!
    日記ブログの方から来ました。
    人の体って面白いですね。
    すごくためになりました。

    1. コメントありがとうございます。
      旧ブログの方はほとんど更新がないと思いますので、こちらのブログをメインでご覧いただければ幸いです。

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